【防災備蓄パッククッキング開催しました。】
防災アドバイザーの岡部梨恵子さんをお招きして、
「防災備蓄&パッククッキング実践セミナー」を開催しました。
県内はもちろん、新潟、山梨からも参加されて、大盛況でした。
東日本大震災から6年。福島出身の私に取って、心が揺さぶられる大きな出来事であったことは間違いありません。建築に携わるものとして、家そのものの構造的なこと、地盤のこと、
暮らしにかかわる、収納のこと、母として娘として、命を守るということ。
必ず長野にも大きな地震が来るのは間違いない。だからこそ、少しでも備えて、おきたい。
それは「モノ」だけではなくて、「気持ち」という面でも。
そんな私の想いを岡部さんのセミナーでは学ぶことができました。
避難時に備えておいた方がいいモノって、いろいろ情報がありすぎてわからなくないですか?
セットで売っている避難袋。中身を見たとき、これって自分で買い集めてもいいんじゃね?って思いませんでした?
大事なのは「自分軸」。整理収納の時にもお話するのですが、決めるのは自分です。
家族のこと、自分のことを考えて、必要なものを真っ先に準備するってことです。
応援物資では絶対ないモノで、自分には必須なもの。例えば「メガネ」「入れ歯」。
そういう視点で考えていくってことです。
それから、避難所で起きている報道されてない、様々な苦しい出来事とか、実はやってはいけないことなど、知っていれば対処することもできるかもしれません。
岡部さんは多くの避難グッズを紹介してますが、それらはすべてご自分で試して、いいと思ったものを発信しています。びっくりしたのは「簡易トイレ」実際に○をして、ベランダに放置しても匂わないことを確認していらっしゃいます。
そう、水洗トイレは使えないんです。地面の中で配管がダメになっている可能性が高いので、
水を入れて使ってはダメなんです。
そして、「食」。先日の北九州の豪雨の時にも避難している方がおっしゃってました。「おにぎりしか食べてない」と。そんなときに、普段から食べている食材で、お鍋や食器を汚さず、水も繰り返し使える、パッククッキングは、行政を巻き込んで学ぶべき内容だと思います。
youtubeでもやってます。
暮らしにかかわる仕事をしている私としては、まず身近な地域の方々にこれらを伝えていきたいなと強く感じたセミナーでした。
そして開催にあたり、宮嶋万輝代さん、斎藤絵美さんに、美人三姉妹として企画運営から協力していただいて、城下松子さん、笹本美恵さんには当日急遽スタッフとして絶大なる協力をして頂いて開催することができました。本当にありがとうございました。
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